ECサイト制作の費用相場はいくら?構築手法別の比較や料金を安く抑えるコツまで徹底解説

ECサイト制作の費用相場はいくら?構築手法別の比較や料金を安く抑えるコツまで徹底解説
法人担当者
法人担当者

ECサイト制作を外注したいけど、相場っていくらなのかな⋯

法人担当者
法人担当者

ECサイトの内訳ってどうなってる?料金って何に多くかかるんだろう?

ECサイト制作も手軽にできるようになったことで、さまざまな人に事業のチャンスが広がりました。

自社内製するよりもプロに依頼した方が、高いクオリティで消費者にアプローチできますが、気になるのは費用相場や料金ですよね。

そこで今回は、ECサイト制作の費用相場について解説していきます!

&PRO編集部
&PRO編集部

記事の後半では、ECサイト制作費用を安く抑えるポイントもまとめているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

Contents
  1. 【比較一覧表】ECサイト制作の費用相場
  2. 【種類別】ECサイト制作・構築手法の相場と特徴
  3. ECサイト制作費用の内訳:何にいくらかかる?
  4. 制作費用が変動する5つの大きな要因
  5. ECサイト制作費用を安く抑えるポイント
  6. 【Q&A】ECサイト制作の相場に関するよくある質問
  7. まとめ〜ECサイト制作の費用相場は0円〜数千万円以上!コツを押さえて賢く制作しよう〜

【比較一覧表】ECサイト制作の費用相場

はてな/キーボード/電卓/メモ
構築手法初期費用相場月額費用目安おすすめな企業
ECモール0円〜10万円数万円〜数十万円
(売上に応じて変動)
・EC初心者
・集客に自信がない
・低コストで始めたい
ASP0円〜100万円0円〜数万円
(販売手数料別)
・自社ブランドを育成したい
・低コストで自由度も欲しい
・短期間で公開したい
SaaS20万円〜300万円以上数千円〜数万円・越境ECに挑戦したい
・拡張性を重視
・外部システムと連携したい
オープンソース10万円〜500万円数万円〜数十万円・自社に技術者がいる
・カスタマイズ性重視
・独自性の高いサイトを作りたい
パッケージ500万円前後10万円〜・中〜大規模ECサイト
・サポート重視
・将来的な拡張を見据えている
フルスクラッチ500万円〜数千万円以上数十万円〜・大企業
・完全オリジナルを求める
・莫大な予算がある

ECサイトの構築手法によって、初期費用と月額費用は大きく異なり、制作相場は0円〜数千万円以上です。

ECモールやASPなら初期費用0円〜数万円で始められますが、売上に応じた手数料が発生します。

オープンソースやパッケージは初期費用が高額になる一方、月額費用を抑えられる場合もあります。

自社の予算、事業規模、求める機能、技術力に応じて最適な構築手法を選ぶことが重要です。

安いからといって低機能・低クオリティではない!

「安いECサイトは機能が少なく、デザインも安っぽいのでは?」と不安に思う方もいるかもしれません。

ですがここ数年のASPやSaaSは、低価格でも高機能かつ洗練されたデザインテンプレートを提供しています。

BASEやShopifyなら無料〜月額数千円でも、決済機能、在庫管理、顧客管理、SNS連携など、ECサイト運営に必要な基本機能が揃っています。プロがデザインしたテンプレートを使えば、見た目もスタイリッシュに。

必要に応じてアプリで機能拡張もでき、売上が増えてから段階的に投資する方法ならリスクも低く抑えられますよ。

【種類別】ECサイト制作・構築手法の相場と特徴

男性と電卓

では、ECサイト制作・構築の相場とそれぞれの手法の特徴を詳しく見ていきましょう。

それぞれの構築手法によって費用が大きく異なり、さらにそのなかでもどのようなデザイン・機能を用いるかで料金は違ってきます。

構築手法初期費用相場月額費用目安
ECモール0円〜10万円数万円〜数十万円
(売上に応じて変動)
ASP0円〜100万円0円〜数万円
(販売手数料別)
SaaS20万円〜300万円以上数千円〜数万円
オープンソース10万円〜500万円数万円〜数十万円
パッケージ500万円前後10万円〜
フルスクラッチ500万円〜数千万円以上数十万円〜

ECモール:初期費用0円〜10万円

ECモールは、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手プラットフォームに出店する方法。

自社でECサイトを構築するのではなく、既存のモール内にショップを開設するため、独自ドメインの取得やサーバーの準備が不要です。

初期費用は無料〜数万円と低コストで始められ、Yahoo!ショッピングやAmazonは出店手数料が無料の場合もあります。

楽天市場は6万円程度の初期費用がかかりますが、モール自体の集客力が非常に高いため、事業規模が小さい企業やEC運営の初心者でも一定の売上を見込めるでしょう。

メリット・デメリット

メリットデメリット
・ECモールの知名度があるため集客力が高い
・出店ステップが整備されており始めやすい
・ECモール側からのサポートが受けられる
・初期費用が抑えられる(無料〜数万円)
・専門的な技術者が不要
・ECモール内のルールがあり自由度が低い
・顧客情報の収集ができない
・同モール内の価格競争に巻き込まれる
・売上に応じた月額利用料・ロイヤリティが発生
・ショップの独自性を出しにくい

メリットはモール自体の知名度と集客力を活用でき、初心者でも一定のアクセスが見込める点です。

出店ステップが整備されサポート体制も充実しており、専門技術者も不要で初期費用を抑えられます。

一方デメリットは、モール内のルールで自由度が低く、顧客情報が蓄積されないためマーケティング施策を立てにくいこと。

&PRO編集部
&PRO編集部

同モール内で価格競争に巻き込まれやすく、売上が増えるほど月額利用料・ロイヤリティが高くなるでしょう。

ASP:初期費用0円〜100万円

ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)は、BASEやカラーミーショップ、STORESといったECサイト作成サービスを利用して、自社のECサイトを構築する方法です。

インターネットを経由してサービスを利用するため、自分でアプリやソフトをインストールする必要がありません。

初期費用は無料〜数万円と低コストで、BASEやカラーミーショップのフリープランなら完全無料で本格的なECサイトを構築できます。

デザインテンプレートや必要な機能があらかじめ用意されているため、短期間で手軽にECサイトを立ち上げられるでしょう。

メリット・デメリット

メリットデメリット
・短期間で手軽にECサイトを構築できる
・無料プランなら初期費用・月額0円
・ECモールよりデザイン・機能の自由度が高い
・サポート体制が整っている
・独自ドメインで自社ブランドを育成できる
・オープンソースやパッケージより自由度が低い
・販売手数料が発生する(3〜6%程度)
・プランによっては手数料が高くなる
・外部システムとの連携に制限がある
・複雑なカスタマイズは難しい

メリットは無料プランなら初期費用・月額0円で自社ECサイトを持て、短期間(数日〜数週間)で構築できる点です。

ECモールよりデザインや機能の自由度が高く、独自ドメインで自社ブランドを育成でき、サポート体制も整っていますね。

一方デメリットは、オープンソースやパッケージと比べてカスタマイズ性が限定的で、販売手数料(3〜6%程度)が発生する点です。

&PRO編集部
&PRO編集部

プラン選びを誤ると手数料が高くなり、外部システムとの連携にも制限があるでしょう。

SaaS:初期費用20万円〜300万円以上

SaaS(Software as a Service)は、クラウド上で提供されるECプラットフォームを利用してECサイトを構築する方法です。

ShopifyやMakeShopといったサービスが代表的で、ASPよりも高機能でカスタマイズ性が高いのが特徴。

初期費用は20万円〜300万円以上と幅広く、選ぶプランや導入する機能によって大きく変動します。

越境ECに強いShopifyや、国内EC向けに最適化されたMakeShopなど、各サービスに特色があるため自社のビジネスモデルに合わせて選べるでしょう。

メリット・デメリット

メリットデメリット
・ASPより機能が充実している
・越境ECに対応(Shopify等)
・拡張性が高くアプリで機能追加可能
・セキュリティ対策はサービス側が対応
・サーバー管理が不要
・ASPより初期費用・月額費用が高い
・機能追加ごとに追加コストが発生
・カスタマイズ性はパッケージより低い
・プラットフォーム側の仕様変更に影響を受ける
・サービス提供会社に依存する

メリットはASPより機能が充実しており、在庫管理や顧客管理、マーケティング機能が標準搭載されていること。

Shopifyなら越境ECにも対応し、拡張性が高くアプリで機能追加でき、セキュリティ対策もサービス側が対応しますね。

一方デメリットは、ASPより初期費用・月額費用が高く、機能追加ごとに追加コストが発生する点です。

カスタマイズ性はパッケージより低く、プラットフォーム側の仕様変更に影響を受け、サービス提供会社に依存するでしょう。

オープンソース:初期費用10万円〜500万円

オープンソースは、EC-CUBEやWordPress+WooCommerceといった無償公開されているプログラムを使ってECサイトを構築する方法です。

ソースコードが公開されているため、自由にカスタマイズして独自性の高いECサイトを作れますね。

初期費用は10万円〜500万円程度で、プログラム自体は無料ですがサーバーやドメインの取得費、制作費用が発生します。

自社にWebサイト制作のスキルを持つ技術者がいれば、コストを抑えて構築できるでしょう。制作会社に外注する場合は、カスタマイズの範囲によって費用が大きく変動する点に注意です。

メリット・デメリット

メリットデメリット
・プログラムが無償で利用できる
・カスタマイズの自由度が非常に高い
・デザインや機能面で独自性を出しやすい
・拡張機能やプラグインが豊富
・技術情報(本・サイト)が充実している
・Web制作の専門知識が必要
・サポート体制がない場合が多い
・セキュリティリスクが高い
・定期的なアップデートが必要
・システムトラブルは自己解決が必要

メリットはプログラムが無償で利用でき、カスタマイズの自由度が非常に高い点です。

デザインや機能面で独自性を出しやすく、拡張機能やプラグインが豊富で、技術情報も充実していますね。

一方デメリットは、Web制作の専門知識が必要で、サポート体制がない場合が多い点です。

セキュリティリスクが高く定期的なアップデートが必要で、システムトラブルは自己解決する必要があるでしょう。

パッケージ:初期費用500万円前後

パッケージは、ECサイトの構築・運用に必要な機能をパッケージ化したソフトウェアを購入して構築する方法です。

&PRO編集部
&PRO編集部

SI Web Shoppingやecbeingといったサービスが代表的で、中〜大規模のECサイト構築に向いていますね。

初期費用は500万円前後が相場で、さらにカスタマイズする場合は規模や機能に応じて追加コストがかかります。

商品検索、販促、カート、決済システム、在庫管理、顧客管理など、ECサイト運営に必要不可欠な機能があらかじめ実装されているため、開発工数を大幅に削減できるでしょう。

メリット・デメリット

メリットデメリット
・柔軟にカスタマイズできる
・構築期間を短縮できる(フルスクラッチ比)
・基本機能〜外部連携まで搭載
・大規模サイトにも対応可能
・サポート体制が整っている
・売上規模が大きければコスパが良い
・初期費用が高額(500万円前後)
・月10万円程度の保守費用が発生
・バージョンアップに都度費用がかかる
・搭載機能が古くなる可能性
・メンテナンスに手間がかかる

柔軟にカスタマイズでき、フルスクラッチと比べて構築期間を短縮できる(数ヶ月〜半年)点がメリットです。

基本機能から外部連携まで搭載され、大規模サイトにも対応でき、サポート体制も整っていますよ。

一方で、初期費用が高額(500万円前後)で、月10万円程度の保守費用が発生することがデメリット。

バージョンアップに都度費用がかかり、搭載機能が古くなる可能性もあり、メンテナンスに手間がかかるでしょう。

フルスクラッチ:初期費用500万円〜数千万円

フルスクラッチは、既存のシステムやアプリケーションを使用せず、完全にゼロから自社オリジナルのECサイトを構築する方法です。

ZOZOTOWNやユニクロのような大規模ECサイトで採用されており、国内ECシステムのフラッグシップと言われていますね。

初期費用は500万円〜数千万円以上で、場合によっては数億円規模の投資が必要になります。

すべてをオリジナルで開発するため、技術や資金さえあれば希望する機能やサービスを兼ね備えたECサイトを構築できるでしょう。

メリット・デメリット

メリットデメリット
・機能性・カスタマイズ性が極めて高い
・完全オリジナルのECサイトを構築できる
・大規模で複雑な業務フローに対応
・外部サービスに依存しない
・構築費用が数千万円〜数億円と莫大
・維持費用も非常に高額
・制作期間が年単位でかかる
・高い技術力を持つ人材が必須
・開発工数が膨大でリスクが高い
・採用できるのは大企業に限定

メリットは完全オリジナルで開発するため機能性・カスタマイズ性が極めて高く、自社のビジネスモデルに完全最適化できる点です。

デザインも制約なく自由で、システムを自社で内製化でき、外部サービスに依存せず大規模で複雑な業務フローにも対応できますね。

一方デメリットは、構築費用が数千万円〜数億円と莫大で維持費用も非常に高額な点です。

&PRO編集部
&PRO編集部

制作期間が年単位で、高い技術力を持つ人材が必須で、開発工数が膨大でリスクも高く、採用できるのは大企業に限定されるでしょう。

ECサイト制作費用の内訳:何にいくらかかる?

コンサルティング/はてな/疑問/案内

ECサイト制作の費用は、さまざまな項目や要素によって変動します。

料金を左右する費用内訳は、大きく分けて3つありますが、それぞれどのような内容なのかを見ていきましょう。

初期費用(イニシャルコスト)

初期費用は、ECサイトを公開するまでにかかる一度きりの費用です。

主な項目として、要件定義(10万〜20万円)、デザイン制作(ページ単価2万〜5万円)、コーディング、環境構築、カートシステムの導入などが含まれます。

見積書には「ディレクション費」として全体の10〜20%が加算されるケースが多く、これはプロジェクト管理や進行管理にかかる費用です。

費用項目費用相場内容
要件定義・企画費10万〜20万円サイトの目的、ターゲット、必要機能の明確化
デザイン制作費2万〜5万円/ページ各ページのデザイン作成、UI/UX設計
コーディング・実装費ページ数・機能により変動HTML/CSS/JavaScriptでの実装、レスポンシブ対応
カートシステム導入費10万〜100万円カート機能、決済機能の実装
環境構築費数万〜数十万円サーバー設定、ドメイン取得、SSL導入
ディレクション費全体の10〜20%プロジェクト管理、進行管理、品質管理

運用費用(ランニングコスト)

運用費用は、ECサイトを公開した後に継続的に発生する月額・年額の費用です。

「作って終わり」ではなく、サーバー代、ドメイン代、決済手数料、広告費、人件費など、さまざまなコストが必要になります。

サーバー・インフラ関連だけでも、サーバー代(月額3,000円〜5万円)、SSL証明書(年間0円〜5万円)、ドメイン維持費(年間1,000円〜1万円)などが発生します。

決済手数料は売上の3〜5%程度、広告運用費は月額1万円〜100万円以上と幅広く、新規構築時は30万〜100万円程度を投入するケースが多いでしょう。

人件費や外注費も含めると、売上目標の5〜20%を広告宣伝費として確保しておく必要があります。

費用項目費用相場内容
サーバー代月額3,000円〜5万円データ保管場所のレンタル費用
SSL証明書年間0円〜5万円セキュリティ対策(顧客情報保護)
ドメイン維持費年間1,000円〜1万円サイトアドレスの年間費用
決済手数料売上の3〜5%クレジットカード等の決済代行手数料
広告運用費月額1万円〜100万円以上Google広告、SNS広告など
商品登録代行2,000円〜1万円/商品撮影、画像加工、説明文作成
カスタマーサポート月額20万円〜80万円問い合わせ対応、電話対応
物流管理委託月額3万円〜30万円在庫管理、梱包、発送代行

サーバー・インフラ関連費用

サーバー代(月額3,000円〜5万円)はアクセス数や商品数が増えるほど高性能なサーバーが必要になり、費用も上がります。

SSL証明書(年間0円〜5万円)は顧客情報保護のため必須で、無料から有料まで選択肢があります。

ドメイン維持費(年間1,000円〜1万円)は種類によって価格が異なり、セキュリティ対策(月額5,000円〜5万円)は顧客情報漏洩を防ぐ重要な投資です。

決済・マーケティング関連費用

決済手数料(売上の3〜5%)は売上が増えるほど負担も大きくなるため、手数料率の低い決済代行会社を選ぶことも重要です。

広告運用費(月額1万円〜100万円以上)は新規構築時30万〜100万円、リプレイス時10万〜50万円が目安。

MAツール・分析ツール(月額0円〜10万円)は無料のGoogleアナリティクスから有料の高機能ツールまであります。

人件費・外注関連費用

商品登録・ささげ業務(2,000円〜1万円/商品)を外注すると品質は保てますが、自社対応なら節約できます。

カスタマーサポート(月額20万円〜80万円)はメール対応なら安価ですが、電話対応を含めると高額に。

物流管理委託(月額3万円〜30万円)は保管料や発送代行手数料が含まれ、取扱商品数や出荷件数で変動するでしょう。

コンテンツ制作費用:AI活用とSEO対策

費用項目費用相場内容
AI商品説明文生成ツール月額5,000円〜3万円商品説明文の自動生成、工数削減
AIチャットボット導入初期10万円〜、月額数万円24時間自動問い合わせ対応
AI画像編集ツール月額数千円〜2万円背景除去、色補正、リサイズ自動化
E-E-A-T対応専門記事1記事5万円〜10万円専門家による詳細な解説記事作成
構造化データ実装10万円〜30万円検索結果でのrich snippet表示
SEOコンサルティング月額10万円〜50万円戦略立案、キーワード選定、改善提案

現在、ECサイトのコンテンツ制作において、AI活用とSEO対策が新たなコスト要因として注目されています。

商品紹介文のAI自動生成ツール(月額数千円〜数万円)、AIチャットボットの導入(初期費用10万円〜、月額数万円)、E-E-A-Tを意識した専門記事の作成(1記事あたり5万円〜10万円)などが主な費用項目です。

GoogleがE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を重視するようになったため、専門家による解説記事が必要になりました。

一方でAIを活用すれば商品説明文の作成時間を大幅に短縮でき人件費を削減できますが、AI生成コンテンツだけでは独自性が出にくいため、人間による編集・監修を組み合わせていくことが重要です。

AIO対策の費用についてはこちら
【2026年9月最新】AIO対策の費用相場を目的別に解説!料金内訳や安く抑えるコツもあわせて紹介
【2026年9月最新】AIO対策の費用相場を目的別に解説!料金内訳や安く抑えるコツもあわせて紹介
SEO対策の費用についてはこちら
【2026年9月最新】SEO対策の費用相場を徹底解説!月額料金や個人の相場はどれくらい?
【2026年9月最新】SEO対策の費用相場を徹底解説!月額料金や個人の相場はどれくらい?

制作費用が変動する5つの大きな要因

先にECサイト制作の費用内訳を見てきましたが、では具体的にどういった内容が料金に影響するのでしょうか。

&PRO編集部
&PRO編集部

主に5つに分けて要因を解説していきます。

要因費用への影響
①デザインのカスタマイズ度テンプレート:数万円〜10万円
フルカスタム:50万円〜150万円以上
②商品登録数と撮影自社対応:機材代のみ
外注(1,000商品):200万円〜1,000万円
③外部システム連携在庫・物流・CRM連携:50万円〜500万円以上
④独自機能の実装定期購入:10万円〜50万円
会員ランク:10万円〜30万円
BtoB機能:30万円〜100万円
⑤越境EC対応多言語翻訳:20万円〜50万円/言語
多通貨対応:10万円〜30万円
海外配送設定:30万円〜100万円

要因①デザインのカスタマイズ度

Webサイト/ホームページ/サイト制作

既存のテンプレートを利用すれば数万円〜10万円程度で済みますが、ブランドの世界観をゼロから作る完全オリジナルデザインなら50万円〜150万円以上かかるでしょう。

テンプレートは短期間で低コストでサイトを立ち上げられる反面、他社との差別化が難しくなる一方、フルカスタムデザインは自由度が高い分工程ごとに費用が発生します。

また、スマホからのアクセスが多い昨今、レスポンシブデザイン対応は必須です。

デバイスごとの最適化により追加費用が発生する場合もあるため、自社のブランド戦略と予算のバランスを見極めて選びましょう。

要因②商品登録数と撮影の有無

&PRO編集部
&PRO編集部

商品登録数と撮影を自社で行うか外注するかで、費用は大きく変わります。

10点程度なら自社で対応できますが、100点を超えると工数が膨大になり、1,000点超えを外注すると「ささげ(撮影・採寸・原稿)」費用が爆発的に増えてしまいます。

外注する場合、1商品あたり2,000円〜1万円が相場で、1,000商品なら200万円〜1,000万円かかります。

プロのカメラマンに撮影を依頼すれば高品質な商品画像が手に入りますが、自社で撮影すればカメラや照明、スタジオ代のみで済みますよ。

商品画像は売上を大きく左右するため、「映える」写真やシズル感のある画像にこだわること。初期は自社で対応し、売上が伸びてきたら段階的にプロへ外注する方法もおすすめです。

要因③外部システム連携

Amazon、楽天市場、実店舗との在庫連動、物流システムとの連携、CRM(顧客管理)との連動など、複数システムを統合すると開発費が50万円〜500万円以上に膨らむでしょう。

在庫を複数チャネルで販売する場合、リアルタイムで在庫を同期しないと二重販売が発生しトラブルの原因になるため、システム開発費とメンテナンス費が継続的に必要です。

最初はシンプルな構成でスタートし、売上規模が大きくなってから段階的にシステム連携を拡充する方法がおすすめです。必要な連携だけに絞り込めば、初期費用を大幅に抑えられるでしょう。

要因④独自機能の実装

Webサイト/Webデザイン/パソコン
サブスクリプション(定期購入)10万円〜50万円
名入れ対応システム20万円〜100万円
会員ランク別価格設定10万円〜30万円
BtoB向け見積もり機能30万円〜100万円

独自機能を実装すると、開発費が大きく変動します。

定期購入機能は健康食品や化粧品で人気が高く、顧客の継続率を高められます。会員ランク別価格は購入金額に応じて割引率を変えられるため、ロイヤルティ向上に効果的ですね。

BtoB機能は企業向け販売で必須で、見積もり発行や請求書払いに対応できます。

すべての機能を初期から実装すると費用が膨らむため、最も重要な機能から優先順位をつけて段階的に追加しましょう。ASPやSaaSならアプリで後から機能追加できるため、柔軟に対応できますよ。

要因⑤越境EC対応

越境EC対応費用相場
多言語翻訳(英語・中国語など)1言語あたり20万円〜50万円
多通貨対応10万円〜30万円
海外配送設定・関税計算システム30万円〜100万円

現在は円安を背景に海外販売の需要が高まっており、越境EC対応が注目されています。

Shopifyなら越境EC機能が標準搭載されており、追加費用を抑えて海外販売を始められます。

ただし翻訳だけでなく、各国の法規制対応、海外配送パートナーの選定、関税設定のコンサルティングも必要になりますね。

最初は英語圏の1〜2カ国に絞って展開し、反応を見ながら対応国を増やす方法がおすすめです。

&PRO編集部
&PRO編集部

機械翻訳を活用すれば翻訳費を抑えられますが、重要なページはネイティブチェックを入れて品質を確保しましょう。

ECサイト制作費用を安く抑えるポイント

ポイント

では、ECサイト制作の費用をクオリティをできるだけ落とさずに賢く抑えるポイントを見ていきましょう。

ポイント①IT導入補助金や地方自治体の助成金を活用する

補助金

ECサイト構築費用の一部を国や自治体が補助してくれる制度を活用すれば、実質負担を大幅に減らせます。

助成金補助率補助額
IT導入補助金最大2/3以内450万円まで
事業再構築補助金最大2/3以内7,000万円まで
小規模事業者持続化補助金最大3/4以内50万円まで

申請には時間がかかり、全員が採択されるわけではありませんが、数百万円の補助が受けられれば大きな節約になりますね。

公募要領に審査項目が記載されているため、事前にしっかり読み込んで準備を怠らないこと。

制作会社によっては補助金申請のサポートをしてくれる場合もあるため、相談してみましょう。

ECサイト構築で使える補助金についてはこちら
【2026年9月最新】ECサイト構築に活用できる補助金4選!選び方や注意点もあわせて解説
【2026年9月最新】ECサイト構築に活用できる補助金4選!選び方や注意点もあわせて解説

ポイント②MVP(最小限の機能)でリリースし、段階的に拡張する

最初から100点満点のECサイトを目指すと、費用も時間も膨大にかかります。

MVP(Minimum Viable Product)という考え方で、最小限の機能だけでまずリリースし、売上が出てから段階的に機能を追加する「アジャイル型構築」がおすすめですよ。

実際の顧客の反応を見ながら必要な機能を見極められるため、無駄な投資を避けられます。

&PRO編集部
&PRO編集部

初期投資のリスクを最小限に抑え、売上を確保してから徐々に育てていくアプローチが成功の鍵です。

ポイント③要件定義を明確にし、外注先からの手戻りを防ぐ

制作途中での仕様変更や度重なる修正は、追加請求の最大の原因です。

依頼前に「誰に、何を伝え、どのようなアクションを期待するのか」を言語化し、制作会社と共有することで手戻りを防ぎましょう。

必要な機能、デザインイメージ、参考サイトなどを具体的にまとめた要件定義書を作成すれば、双方が同じゴールを認識でき、「思っていたのと違う」というトラブルを避けられますね。

商品の登録方法、決済手段、配送設定なども事前に決めておけば、スムーズに進行するでしょう。曖昧な依頼は追加費用につながるため、時間をかけて準備することが重要です。

ポイント④フリーランスエンジニアや専門特化型の会社を使い分ける

男性/パソコン

大手制作会社に依頼すると、営業・ディレクター・デザイナー・エンジニアと複数の担当者が介在するため、マージンが上乗せされ費用が高くなります。

Shopify認定パートナーやEC専門のフリーランスエンジニアに直接依頼すれば、中間マージンを削減できますよ。

ただし品質やサポート体制にばらつきがあるため、実績やポートフォリオをしっかり確認しましょう。

&PRO編集部
&PRO編集部

デザインはフリーランス、システム構築は専門特化型の会社というように、工程ごとに使い分ける方法も効果的です。

【Q&A】ECサイト制作の相場に関するよくある質問

Q&A・よくある質問

ECサイト制作の相場についてよくある質問に回答していきます。

Q:月額費用なしの「完全無料」で運営できる方法は?

A:BASEやSTORESの無料プランなら、初期費用・月額費用0円でECサイトを始められます。

ただし完全無料ではなく、商品が売れる際に販売手数料(3〜6%程度)が発生。決済手数料も別途かかるため、売上が増えるほど手数料負担も大きくなりますね。

無料プランは機能制限があるため、本格的に運営するなら有料プランへの移行を検討しましょう。

Q:制作期間はどれくらい見ておけばいい?

A:ASPやSaaSなら最短1週間〜1ヶ月、オープンソースなら1〜3ヶ月、パッケージなら3〜6ヶ月、フルスクラッチなら1年以上が目安です。

商品登録数やカスタマイズの範囲によって期間は大きく変動します。

&PRO編集部
&PRO編集部

要件定義や素材準備に時間がかかると、さらに延びる可能性があるため、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

Q:ECサイト制作の流れは?

A:基本的な流れは、①要件定義(目的・ターゲット・機能の明確化)、②デザイン制作、③コーディング・システム開発、④商品登録・テスト、⑤公開です。

要件定義が曖昧だと後から修正が発生し、追加費用や納期遅延につながるため、最初の段階でしっかり時間をかけることが重要ですよ。

公開後も運用・改善を継続して行いましょう。

Q:ロゴ制作やバナー制作は費用に含まれるのが一般的?

A:通常、ロゴ制作やバナー制作は別料金です。

ロゴ制作は3万円〜10万円、バナー制作は5,000円〜3万円/枚が相場。見積もりに含まれているか事前に確認し、必要なら追加で依頼しましょう。

&PRO編集部
&PRO編集部

自社で素材を用意すれば費用を抑えられますが、ブランドイメージを統一するならプロに依頼することをおすすめします。

Q:個人(フリーランス)に頼む際の相場と注意点は?

A:フリーランスの相場は10万円〜50万円程度で、制作会社より安価です。

ただし品質やサポート体制にばらつきがあるため、ポートフォリオや実績を必ず確認しましょう。

契約書を交わし、納期・修正回数・追加費用の条件を明確にすることが重要。途中で連絡が取れなくなるリスクもあるため、信頼できる人を選びましょう。

まとめ〜ECサイト制作の費用相場は0円〜数千万円以上!コツを押さえて賢く制作しよう〜

ECサイトは自社の商品やブランド観、予算に応じてさまざまな構築方法から選べることがわかりました。

全体での費用相場は0円〜数千万円以上とかなり幅がありました。

スタートアップ企業や中小企業、個人事業主など予算が限られている場合は、徐々に機能を追加し充実させていく方法が良いですよ。

プライバシーマーク

ウェルビーイングスは
プライバシーマークを取得運営しています。

個人情報保護方針